創立30周年


 つつじ点訳友の会は2006年に創立30周年を迎えました。
 関係諸団体からのご支援ご助力、点訳依頼者との信頼関係、会員間の相互協力に支えられ30周年の歴史を刻むことができました。創立当初は、点字版や点字タイプライターで一枚一枚点字用紙に打ち込んでいました。現在はパソコン点訳により点訳作業や点字印刷、データのやりとりなど作業の効率性は格段と効率化されましたが、つつじが創立時から大切にしてきた、読む人の立場にたって丁寧に点訳をしていく姿勢を保ちつつ、これからも一歩一歩点訳活動を続けて参ります。

記念式の様子


 2006年3月4日(土)午後、練馬区のホテルカデンツァにて記念式を行ないました。
 当日の様子を簡単にご報告いたします

岩上館長ご挨拶:写真日本点字図書館 岩上義則館長よりご挨拶をいただきました。
高橋先生ご挨拶ご挨拶:写真練馬区視覚障害者福祉協会 高橋一居相談役よりご挨拶をいただきました。当会の会員の多くは、練馬区視覚障害者福祉協会開催の点字講習会で基礎的な点訳技術を指導していただきました。
ミニコンサート:写真音楽家として活動していらっしゃる、澤田理絵さんと大石亜矢子さんによるミニコンサート。会場は美しい歌声につつまれました。
高村先生:写真来賓の方からご挨拶いただきました。写真は筑波盲学校の高村明良先生。開設当初から、ご助言をいただき、点訳ソフト「コータクン」の開発をはじめ、さまざまな面で活動をサポートしてくださっています。
河和君とお母様:写真点訳依頼者の方もたくさん参加してくださいました。写真は大学生の河和君とお母様。
点字教科書の展示:写真点字教科書が展示されました。河和君が使っていたものを提供してくださいました。会員の多くは入力と校正作業までを担当しますので、実際に印刷された点字を見る機会がなかなかありません。特にこの日、展示された教科書は触図を多く組み込んだ精度の高いものでした。

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2006-Mar-12